おはようございます!レバナス父さん(@levanasu_papa)です。
10日前に、口座の中身を全部出す回を書きました。評価額は約950万円。何をいくら持っているかを並べた記事です。
ただ、あそこに書いた950万円は「僕が持っているお金」であって、「僕が引き受けている値動きの大きさ」ではありません。
僕が買っているのは2倍のレバレッジ投信です。2倍ということは、残高の2倍の金額を市場に置いているのと同じ意味になります。
もちろん、それは分かった上で買っています。ただ、その金額を実額で書いている人を、僕はあまり見たことがありません。
なので、今日は出します。倍率を掛けたあとの金額を、銘柄ごとに全部です。😅
結論:口座は950万円、動いているのは1,860万円分です
先に結論から書きます👇
- 持っている投信を5つに分けて倍率を掛けて足すと、約1,860万円!💰 口座の評価額(950万円)の約1.96倍です
- これは本業の年収(430万円台)の約4.3倍、累計で入れたお金(450万円)の約4.1倍にあたります
- 指数が1日3%動くと、約56万円が動きます。手取り2ヶ月分!😇
- 実際、2026年7月のひと月で150万円が削られました📉
- それでも倍率は下げません。僕が自分で売るとしたら、引き金は相場ではなく生活費のほうだからです
順番に見ていきます。
「残高」と「値動きの大きさ」は、別の数字です
まず言葉の整理からいきます。ここを揃えないと、以降の金額が全部ぼやけます。
普通の投資信託なら、残高と値動きの大きさは一致します。100万円分のNASDAQ100を持っていて、指数が1%上がれば1万円増える。単純です。
でもレバレッジ2倍の投信は違います。50万円しか入れていなくても、100万円分の値動きが返ってきます。
💡 同じ値動きになる2つの持ち方
- NASDAQ100(レバなし)を100万円持つ
- レバナス(2倍)を50万円持つ
この2つは、1日の値動きの金額がほぼ同じになります。口座に見えている数字は倍ちがうのに、です。
つまり口座の残高だけを見ていると、自分がどれくらいの大きさを引き受けているのかが分かりません。倍率を掛け直して、初めて実物の大きさが出ます。
専門用語では「エクスポージャー」と言いますが、この記事では「実際に値動きしている金額」と書きます。そのほうが誤解が少ないと思うので。
レバナス口座を全部数えました。1,860万円でした
では、僕の口座で数えます。2026年7月末時点の評価額に、それぞれの倍率を掛けるだけです。

| 銘柄 | 評価額 | 倍率 | 実際に動いている金額 |
|---|---|---|---|
| 大和レバナス | 約820万円 | 2倍 | 1,640万円 |
| auレバナス | 約60万円 | 2倍 | 120万円 |
| レバFANG | 約33万円 | 2倍 | 66万円 |
| FANG+ | 約20万円 | 1倍 | 20万円 |
| その他(半導体ファンド2本など) | 約17万円 | 1倍 | 17万円 |
| 合計 | 約950万円 | — | 約1,863万円 |
約1,860万円。口座に見えている数字の、約1.96倍です。
ちょうど2倍にならないのは、レバレッジのかかっていないFANG+と半導体ファンドを37万円分持っているからです。この37万円だけは、倍率が1倍のまま計算に入ります。
ひとつ白状しておくと、大和レバナスの約820万円は、合計から他の4本を引いて出した数字です。1本ずつの残高を、僕は正確には把握していませんでした。合計しか見ていなかったからです。😅
そしてもう一つ、この表で目を引くのは1,860万円のうち1,640万円、つまり88%が大和レバナス1本から出ているということです。
前回の記事にも書きましたが、大和レバナスはもう新規では買っていません。信託報酬の差でauレバナスに乗り換えたので、以前に買った分を持っているだけです。それなのに、僕が引き受けている値動きのほぼ9割はこの1本が作っています。
毎月コツコツ買っているauレバナスは、実際に動いている金額でいうと120万円分。全体の6%です。積立の主役と、リスクの主役は、まったく別人でした。😅
💡 この1,860万円は「ドルの1,860万円」ではありません
大和レバナスとレバFANGは為替ヘッジありで、この2本だけで実際に動いている金額の約92%を占めます。
つまり僕は、NASDAQ100の値動きは1,860万円分そのまま受けているのに、ドル円のほうは大部分が打ち消されるという持ち方をしています。円安で得をする部分は、たぶん思っているより小さいです。
1,860万円を、我が家の数字と並べてみる
1,860万円と言われても、大きいのか普通なのか、ピンとこないと思います。僕もそうです。
なので、我が家の数字と並べます。手取り26万円、住宅ローン月9.5万円、本業の年収430万円台の家です。

- 本業の年収(430万円台)の約4.3倍
- 累計で入れたお金(450万円)の約4.1倍
- 毎月の手取り26万円の約72ヶ月分(6年分)
毎月手元に残るお金を、72ヶ月ぶん一度も使わずに積み上げて、それを全部市場に置いている。だいたいそういう大きさです。😇
そしてこの大きさの元になっているのは、入れた450万円と、4年やめなかったことだけです。特別な入金力はありません。それでも倍率を掛けると、こういう数字になります。😌
ちなみに、住宅ローンを組んだときも「年収の何倍まで」という話をされました。同じ物差しで測ると、証券口座のほうも年収の4倍を超えています。
もちろん、住宅ローンとは違ってこれは借金ではありません。返済もないし、催促も来ません。ここは後で書きます。
1日3%で、手取り2ヶ月分が動きます
金額を大きさで語ると、まだどこか他人事です。1日でいくら動くかに置き換えると、急に自分の話になります。

| 指数が1日 | 残高950万円で考えると | 実際に動く金額 |
|---|---|---|
| 1% | 9.5万円 | 約18.6万円 |
| 3% | 28.5万円 | 約55.9万円 |
| 5% | 47.5万円 | 約93.2万円 |
NASDAQ100が1%動くだけで、我が家の住宅ローン2ヶ月分が動きます。3%なら手取り2ヶ月分。5%なら、手取り3.6ヶ月分です。
そして大事なのは、これが上にも下にも同じ幅で起きるということです。上がった日は気分がいいですが、同じ幅で下がる日も同じ回数だけ来ます。
「レバナスは値動きが大きい」というのは、実額に直すとこういう意味です。💥
正直に言うと、1%の日はもう何も感じません。18万円動いても、朝にアプリを開いて閉じるだけです。慣れというのは怖いもので、金額の感覚のほうが先に麻痺します。
だから今回、こうやって実額に直してみました。感覚が戻るのは、率ではなく円で見たときだけなので。
実際に、7月は150万円が消えました
ここまでは掛け算の話です。実際にそうなったのか、7月の数字で確かめます。
前回の記事で、7月の月初の残高を逆算しました。答えは約1,100万円。それが7月末には950万円になっています。
差し引きマイナス150万円。ひと月で、手取り約5.8ヶ月分が削られた計算です。📉 (この1,100万円は騰落率から逆算した概算で、その月の積立5万円は含めていません)
同じ7月を市場のほうから見た記事では、僕はこう書いていました。ダウ+0.3%、レバナス-13.5%の月、と。
「-13.5%」は、文字で見ると軽いです。でも僕の口座では150万円のことでした。率で書くと軽く見え、実額で書くと重くなる。だから僕は、この自分ログの回では実額で書くと決めています。
⚠️ もう一つ、レバレッジには「動かない日」のコストもあります
2倍の投信は、上下に振れながら横ばいになるだけで残高が目減りします。これは値下がりとは別に起きる話で、レンジ相場でレバナスがいくら溶けるかを計算した回で詳しく書きました。
今日の1,860万円は「動いた日の話」ですが、「動かなかった日」にも別のコストがかかっているのがレバレッジです。
それでも倍率を下げない理由
ここまで書いておいて何ですが、僕はこの倍率を下げるつもりがありません。理由は3つあります。
①これは借金ではないから
信用取引やFXなら、含み損がある水準を超えると追加のお金を入れろと言われます。いわゆる追証です。入れられなければ、強制的に決済されます。
レバレッジ型の投資信託には、それがありません。1,860万円分の値動きを引き受けていても、僕が追加で払うお金は1円もないということです。
最悪の場合でも、減るのは口座の中の950万円まで。マイナスにはなりません。ここが住宅ローンとの決定的な違いです。
ただし、追証がないことと「絶対に終わらされない」ことは別です。レバレッジ型の投信には繰上償還という仕組みがあって、規模が小さくなりすぎたときなどには、こちらの都合と関係なく運用が終わることがあります。大和レバナスの交付目論見書にも、受益権の口数が30億口を下回った場合などに繰上償還できる、と書いてあります。追証で切られないだけで、無敵ではありません。
②退場の理由は、相場ではなく生活費だから
では、僕が自分の意思で売ってしまう場面はどこか。生活費が足りなくなったときです。
これは想像で言っているのではありません。前回の記事に書いた通り、僕は過去に何度か、生活費のために取り崩しています。累計で入れた450万円と、いま残っている取得金額400万円の差が、その記録です。
つまり僕にとっての本当のリスク管理は、倍率を2倍から1.5倍に落とすことではなく、下がっている月に売らなくて済むだけの現金を、口座の外に置いておくことです。
③下げても、たぶん納得しないから
正直な理由も書いておきます。仮にいま倍率を落として、その後に指数が上がったら、僕は間違いなく後悔します。
逆に落とさずに下げ相場が来ても、それは4年やってきて分かっている値動きです。耐えたことがある痛みと、耐えたことがない後悔なら、僕は前者を選びます。😌
ちなみに3倍は持っていました。そして耐えられずに撤退しています。2倍までというのは、机上の理屈ではなく実体験から出た線引きです。
この1,860万円には、自分でも矛盾だと思っている部分があります
最後に、正直なところを書きます。表の中に、自分でも説明が揃っていない部分が2行あります。
FANG+(レバレッジなし・20万円)と、レバFANG(2倍・33万円)です。
この2つは、中身がほぼ同じ指数です。同じ10社に投資しています。違うのは倍率だけ。
それなのに、僕がこの2本を買った理由は正反対でした。
😅 買ったときの気持ち、そのまま書きます
- FANG+:レバナスが下がったときのクッションになるかなと考えて始めた
- レバFANG:欲望剥き出しで、当たればデカい!という気持ちで始めた
片方は守りで、片方は攻めです。同じ指数なのに。
しかも、実際に動いている金額で並べると、こうなります。
- 守りのつもりのFANG+:20万円分
- 攻めのつもりのレバFANG:66万円分
攻めのほうが3倍以上あります。クッションとしては、正直まったく足りていません。
理屈で言えば、レバレッジのかかっていない部分は下落局面で目減りの仕方が違うので、口座全体の減り方はたしかに少し緩みます。でも僕がFANG+を買った入口は、その理屈ではありませんでした。「何か置いておきたい」という気持ちのほうが先です。
矛盾しています。でもこれが本音です。
ここをどうするかは、4年やってきて、いまだに決めきれていません。整理するならレバナス1本に寄せるのが筋ですし、実際NISA枠をどうするか比べた回でも、そう書いて結局動きませんでした。
数字は綺麗に出せても、気持ちのほうは綺麗に整いません。そこも含めて、これが僕の1,860万円です。😇
まとめ
今日書いたことを、もう一度並べます👇
- 口座の評価額は950万円。でも倍率を掛けると約1,860万円が実際に動いています
- それは年収の約4.3倍、手取り26万円の約72ヶ月分にあたる大きさです
- 指数が1日3%動けば約56万円。実際に7月は150万円が削られました
- それでも下げないのは、追証がないことと、自分で売る引き金は生活費側にあると分かっているからです
- ただし攻めと守りの配分は、自分でもまだ整理できていません
この数字は、たぶん多くの人が計算していません。残高は見ても、倍率を掛け直す人は少ないと思うからです。
レバレッジ商品を持っている方は、一度やってみてください。電卓一回で終わります。
🧮 やり方は、これだけです
- ①銘柄ごとの評価額を並べる
- ②それぞれに倍率を掛ける(2倍なら×2、レバレッジなしは×1)
- ③全部足す = 実際に動いている金額
- ④それを自分の年収で割る
僕は4.3倍でした。何倍までなら正解、という基準は僕も持っていません。その数字を知った上で、まだ夜に寝られるかどうかだと思っています。
それが自分の許容範囲に収まっているなら、続ければいいと思います。収まっていないなら、それは相場が悪い日ではなく、今日のうちに考えることです。😌
来月も、自分の口座で起きたことを淡々と書きます。感想はX(@levanasu_papa)で教えてください。
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📌 ご注意
本記事の金額は、筆者の証券口座の2026年7月末時点の概算です(投資信託の評価額のみ)。実際に動いている金額は、各ファンドの評価額に公表されている連動倍率を掛けて単純に足したものであり、日々の運用状況や為替ヘッジの有無によって実際の値動きとは差が出ます。
本記事は筆者の個人的な体験と考えをまとめたものであり、特定の金融商品・サービスを推奨するものではありません。レバレッジ型の投資信託は値動きが大きく、誰にでも向くものではありません。
投資の判断はご自身の状況・リスク許容度に応じて、自己責任でお願いいたします🙏

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