おはようございます!レバナス父さん(@levanasu_papa)です。
ふるさと納税、我が家も毎年やっています。返礼品は米とトイレットペーパー、ティッシュと洗剤。派手さはゼロですが、届くと素直に助かります。
ただ、この制度について検索すると、どこを見ても「実質2,000円でお得!」「やらないと損!」ばかりが並びます。僕はそこに、ずっと引っかかっていました。お得なのは事実。でも「節税」と呼ぶのは、たぶん違う!🤔
しかも我が家の場合、年収から出てくる目安の金額と、実際に寄付できる金額がぜんぜん違いました。上限は5万円前後と出るのに、実際は35,000円です。
そのうえ、2026年10月1日から制度がまた変わります。今度はポイントの話ではありません。返礼品そのものが細る方向の改正です。
今日は、僕の実際の数字だけを使って、ふるさと納税で本当は何が起きているのかを整理します。
結論:ふるさと納税は「節税」ではなく「税金の前払いで買い物をする制度」です
先に、この記事で言いたいことをまとめておきます。
- 税金の総額は1円も減っていない!払う先が移って、2,000円ぶん支出が増えるだけ
- 得の正体は返礼品ぶんだけ。我が家の得は年8,500円、月700円です!🎁
- 上限は年収だけでは決まらないし、毎年変わる!🔍目安5万円でも我が家は年35,000円
- 2026年10月1日から返礼品はもう一段細る!⏳欲しい物が決まっているなら9月中に
「損する」と言いたいわけではありません。僕は毎年やっていますし、来年もやります。ただ、仕組みを正しく理解したうえでやるのと、「お得らしい」で流されるのとでは、寄付する金額の決め方がまったく変わってきます。
① 税金は1円も減りません。むしろ2,000円増えます
まず、ここをはっきりさせておきたいです。
ふるさと納税をしても、納める税金の総額は1円も減りません。そのうえ、2,000円ぶん出ていくお金が増えます。
やっているのは、本来なら住んでいる市と国に納めるはずだった税金を、先に別の自治体へ「寄付」として渡すこと。渡した額から2,000円を引いた分が、翌年の税金から差し引かれます。
つまりこれは節税ではなく「納税先の変更」+「2,000円の手数料」です。
ネットで「ふるさと納税は意味ない」と言われているのを見かけますが、意味はあります。ただ、節税という意味ではない。それだけの話です。
我が家の年35,000円で、実際にお金がどう動いているかを図にするとこうなります。

返礼品の仕入れ代は寄付額の3割以下と決まっているので、35,000円なら10,500円ぶんのモノが届く計算です。ここから持ち出しの2,000円を引くと、我が家の得は年8,500円。月に直すと約700円です。
プラスなのは間違いありません。ただ、「やらないと大損」と煽られるほどの金額でもない。これが我が家の実額です。
💡 他の節約と並べてみると
ふるさと納税の年8,500円に対して、格安SIMへの乗り換えは我が家で夫婦合わせて月7,000円=年84,000円のカットでした。1回の手続きで効く金額なら、固定費の見直しのほうが10倍近く大きいです。
それでも8,500円を捨てる理由はないので、僕は毎年やっています。ただ、これで家計が劇的に変わるという期待は最初から持っていません。レバナスパパが“やらない”と決めた節約3つにも書いたとおり、額がデカい項目から手をつけるのが先です。
② 我が家の上限は35,000円。目安どおりに寄付していません
ふるさと納税でいちばん大事な数字は、上限額です。
ここには「これを超えると自己負担が2,000円で収まらなくなる」というラインがあります。超えた分はただの寄付になるので、上限を間違えると、お得どころか普通に持ち出しが増えます!⚠️
僕の年収は430〜440万円ほど。年収だけを入れる簡易シミュレーターだと、上限は5万円前後と出ます。
でも、我が家の実際は35,000円です。
| 年収だけの簡易シミュレーター | 我が家の実際 | |
|---|---|---|
| 寄付の上限 | 5万円前後 | 35,000円 |
| 計算に入っているもの | 年収と家族構成だけ | 年収・家族構成+他の控除 |
| 目安どおり寄付すると | ― | 自己負担が2,000円で収まらない可能性 |
差は1万5,000円。簡易シミュレーターが見ているのは年収と家族構成だけなので、それ以外の事情が丸ごと抜け落ちます。我が家なら住宅ローン控除、妻の働き方、扶養の状況。先に効いている控除が多い家ほど、枠は小さくなりがちです。
医療費控除やiDeCoがあれば、さらに動きます。だから僕は、源泉徴収票の数字をそのまま入れられる詳細シミュレーターで確認しています!🔍5分で終わります。
どのサイトのシミュレーターを使うか迷う人がいますが、正直、どこを使っても出てくる数字はほとんど変わりません。大事なのはサイト選びではなく、年収だけの簡易版ではなく「詳細版」を開くこと。それだけです。
しかも、この上限は毎年同じではありません。年収が動けば上限も動きます。我が家も、年によって数千円単位で違います。去年これでいけたから今年も大丈夫、が通用しないんですよね。
「実質2,000円」を信じて上限いっぱいまで攻めた結果、自己負担が5,000円や1万円になっていた。これがいちばんもったいないパターンです。だから僕は、毎年やり直しています。
③ 返礼品で一度だけ失敗しました。ちょっといいお肉とお刺身を頼んだ話
いまでこそ米とトイレットペーパーばかり選んでいますが、最初からこうだったわけではありません。
ふるさと納税を始めたころ、一度だけ、ちょっといいお肉とお刺身を頼んだことがあります。牛タンとサーモンでした。せっかくの制度なんだから、普段は買わない物にしてみようと思ったんですね。
届いたときは、素直に感動しました。家族も喜びました。ここまでは、よくある話です。
問題は、そのあとでした。
いつものスーパーのお肉とお刺身が、なんだか物足りなく感じるようになったんです。
味が落ちたわけではありません。落ちたのは、こっちの基準のほうです。舌が肥えた、というやつですね。前は普通においしいと思って食べていた物が、「まあ、こんなもんか」に変わってしまいました。
😅 これ、家計にはけっこう厄介です
返礼品が届くのは年に一度。でも上がってしまった基準は、そのあとずっと残ります。年に一度の感動と引き換えに、残りの364日の満足度が下がる。割に合いません。
それ以来、我が家の返礼品は日用品と米だけになりました。
基準はひとつだけ。「これがなかったら、どのみち現金で買っていた物か?」です。この基準で選ぶと、35,000円の中身は毎年だいたいこうなります。
| 返礼品 | 寄付額 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| お米 | 10,000円 | 絶対に食べる。子ども2人がいる家庭では消費量が読める |
| トイレットペーパー | 10,000円 | 絶対に使う。かさばるので買い物の手間も減る |
| ティッシュ | 10,000円 | 絶対に使う。冬場は特に消費が早い |
| 洗剤 | 5,000円 | 絶対に使う。銘柄にこだわりがない |
| 合計 | 35,000円 | すべて「届かなくても必ず買う物」 |
選び方のコツらしいコツはありません。先に金額を割り振ってから、その枠に入る物を探しているだけです。1万円ぶんのトイレットペーパー、1万円ぶんのティッシュ、1万円ぶんの米、5,000円ぶんの洗剤。ここに感動の要素はゼロですが、そのぶん外しようもありません。
ひとつ正直に書いておくと、これで1年ぶんがまかなえるわけではありません。足りない分はいつもどおりスーパーとドラッグストアで買っています。だから頼む中身も毎年固定ではなく、注文する時点で家に何が残っているかを見て、その都度決めています。
いいお肉が届いたら、そりゃ嬉しいです。でも我が家は、なくても困りません。困らない物が届いても、食費は1円も減らない。おまけに、さっきの「基準が上がる」がついてきます。
一方で米は、届かなければ必ずスーパーで買います。だから米が届いた月は、確実に食費が浮く。しかもトイレットペーパーに感動する人はいないので、基準が上がりようがありません!🧻
🍖 じゃあ牛タンはもう食べないのか
そんなことはありません。どうしても食べたくなったら、たまの贅沢として自分のお金で買います。ふるさと納税で「タダでいい物が来た」ことにするのをやめただけです。財布から払って食べるぶんには、基準もおかしくなりません。
ごちそうは、ごちそうとして買う。ふるさと納税は、どのみち買う物を先に確保するために使う。この2つを混ぜないほうが、我が家にはうまくハマりました。
この考え方はボーナス、いくら出るか正直知りませんでも触れましたが、要は「未来の生活費を前払いしている」という感覚に近いです。
④ 2026年10月1日から、我が家の返礼品が細ります⏳
ひとつ、今年に限った事情があります。
2026年10月1日から、自治体が寄付金を集めるのに使える経費の枠が絞られます。これまで寄付額の5割まで使えたものが、まず47.5%に。数年かけて4割まで下がっていきます。

経費というのは、返礼品の仕入れ代だけではありません。送料も梱包費も、まるごと同じ枠に入っています。
ここで我が家の返礼品を思い出してください。米、トイレットペーパー、洗剤、ティッシュ。
重い。かさばる。つまり送料がいちばん高くつく組み合わせです。これに気づいたとき、正直ちょっと焦りました。
枠が締まったとき、自治体はどこから見直すか。運ぶのにお金がかかる物からでしょう。1万数千円の寄付で10kgの米を県外に送る、みたいな返礼品ほど、枠の中で重くなります。
⚠️ 寄付する側から見ると、こうなります
- 返礼品の内容量が減る(米10kgが5kgになる、など)
- 同じ品をもらうのに必要な寄付額が上がる
- ラインナップから消える返礼品も出る
断定はできません。判断するのは自治体ですし、10月1日にいきなり全部が変わるわけでもないでしょう。それでも、重い日用品ほど条件が悪くなる方向だとは思っています。
なお、制度の変更点そのものは総務省のふるさと納税ポータルサイトで告示が公開されています。まとめサイトの解説より、一次情報を見るのが確実です。
⏳ だから今年だけ、僕は早く動きます
いつもは年末にまとめてやっていましたが、今年は9月中に済ませるつもりです。欲しい返礼品が決まっているなら、10月1日をまたぐ理由はありません。
ちなみに去年の10月には、ポータルサイト経由でもらえたポイントも禁止になりました。以前は数%、キャンペーン時には10%を超えることもあったので、地味に効いています。
僕はふるなびと、PayPay・Yahoo系を使っています。ただ今はどこも横並びなので、選ぶ基準は「欲しい物が置いてあるか」だけになりました。
⑤ 正直に言うと、浮いた実感はまったくありません😑
ここが、この記事でいちばん正直に書いておきたい部分です。
ふるさと納税で戻ってくる33,000円。僕は、これを「戻ってきた」と感じたことが一度もありません。
理由は単純で、まとまった還付金として口座に振り込まれるわけではないからです。会社員の多くが使うワンストップ特例(確定申告をしなくても控除が受けられる手続き)だと、控除は全額翌年6月からの住民税が、毎月ちょっとずつ安くなるというかたちで返ってきます。確定申告をする人は、所得税ぶんだけ後から還付されます。
33,000円を12か月で割ると、月あたり約2,750円。給与明細の住民税欄が、2,750円だけ細くなる。それだけです。

給与明細を毎月じっくり見ている人が、どれだけいるでしょうか。僕は見ているほうだと思いますが、それでも「お、住民税が安くなってる。ふるさと納税のおかげだ」と実感した記憶がありません。
そのうえ、ここ最近の物価高です。
米は上がり、日用品も上がり、電気代も上がっています。原油高の影響はガソリン代を一度忘れようでも書きましたが、ガソリンだけでなく、運ばれてくるモノ全部の値段に乗ってきます。
月2,750円の減額は、全部ではないにせよ、値上がりに飲まれています。
😨 現実はこうです
ふるさと納税で浮いた月2,750円は、特別なことには一切使われていません。生活費に溶けて消えています。「浮いたお金を投資に回しました!」みたいな綺麗な話は、我が家にはありません。
ここ、書くかどうか迷いました。ブログとしては「浮いた分をレバナスに回しています」と書いたほうが、話としてはキレイにまとまります。
でも、実際にやっていないことを書くつもりはありません。月2,750円は、食費と日用品費の値上がり分に吸われて終わりです。それが我が家の現実です。
⑥ それでも僕が、毎年ふるさと納税をやっている理由
ここまで、わりと冷めた話ばかり書いてきました。節税ではない。得は年8,500円ぶん。実感もない。じゃあ、なぜやるのか。
理由1:どのみち払う税金だから
これが最大の理由です。
住民税は、ふるさと納税をしてもしなくても、必ず払います。逃げられません。同じ額を払うなら、米とトイレットペーパーが付いてくるほうを選ぶ。それだけの話です!🍚
さっき「浮いた実感がない」と書いたばかりですが、それとこれは別の話です。溶けているのは事実。ただ、溶けたぶんがなかったら、もっと足りていません。
年8,500円ぶんの得は、たしかに劇的ではありません。でも、追加のリスクもゼロです。相場が下がることも、途中で価値が減ることもない。確実に取れる8,500円というのは、投資の世界で考えると、けっこう贅沢な話なんですよね。
理由2:買い物の回数が減るから
これは金額に出にくいメリットです。
米、トイレットペーパー、洗剤、ティッシュ。どれも重い、かさばる、そして切らすと困る物ばかりです。これが年に何度か勝手に届くだけで、「買いに行く」という行動そのものが消えます。
僕は46歳で、子どもは8歳と4歳。家族と過ごせる時間は有限です。数十円安い店を探して走り回る時間より、その手間を最初から消しておくほうが、はるかに価値があると思っています。
理由3:仕組み化できるから
ふるさと納税の一番いいところは、一度やり方を覚えれば、翌年からはほぼ作業になることです。
上限額を確認して、去年と同じ返礼品を選んで、決済する。慣れれば30分で終わります。毎日の我慢がいらない。気合いも根性もいらない。効き続ける節約は、いつだって「仕組み側」にあります!⚙️
逆に言えば、これ以上のものを期待してはいけない制度でもあります。ふるさと納税は家計の主役にはなりません。あくまで、脇役です。
まとめ:正しく期待値を下げてから、やればいい
最後に、今日の話を整理しておきます。
- ふるさと納税は節税ではない。納税先を変えて、2,000円払っているだけ!
- 得の正体は返礼品ぶん。我が家の年35,000円なら正味8,500円ほど
- 上限額の確認が最優先。年収だけの簡易シミュレーターは危ない!🔍
- 返礼品で舌を肥やすと逆効果!ごちそうは自分の金で、返礼品は日用品で
- 2025年10月からポータル経由のポイントは禁止。返礼品で選ぶ制度に戻った
- 2026年10月1日から自治体の経費枠が圧縮。返礼品は細る方向!⏳
- 控除は翌年6月からの住民税の毎月減額。実感はほぼない!
「実質2,000円でお得!」というフレーズは、間違ってはいません。でも、あの言葉だけで動くと、寄付しすぎたり、実感のなさにガッカリしたりします。
僕がおすすめしたいのは、期待値を正しく下げてから、淡々とやることです。
年に8,500円ぶんの米と日用品が、リスクゼロで手に入る。買い物の手間も少し減る。それ以上でも、それ以下でもない。そう思っていれば、ガッカリすることもありません。
そして何より大事なのは、自分の上限額を、自分の条件で確認することです!🔍住宅ローンを抱えている同世代のパパは、特に。年収だけで出した数字を信じたまま寄付すると、思っていたより高い買い物になります。
そしてもうひとつ。今年は10月1日に制度が変わります。欲しい返礼品がもう決まっているなら、9月中に動いておくのが無難です!⏳来年も同じ量が同じ寄付額で届く保証は、もうありません。
我が家の答えは、35,000円でした。あなたの家の数字は、いくらでしょうか。
📌 ご注意
この記事は、我が家の実際の数字と体験をもとにした個人の記録です。特定の金融商品・サービス・ポータルサイトを推奨するものではありません。ふるさと納税の控除上限額は、年収・家族構成・住宅ローン控除・その他の控除によって一人ひとり異なります。実際の手続きや金額の判断は、各ポータルの詳細シミュレーターやお住まいの自治体・税務署でご確認のうえ、自己責任でお願いします。


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