食料品の消費税1%で、我が家は年5万4,000円。政府が自分で書いた「弱点」も読みました

秋のスーパーで食料品の棚の値札を見上げる夫と、買い物カゴを持つ妻。食料品の消費税1%を考えるイラスト 節約

おはようございます!レバナス父さん(@levanasu_papa)です。

2026年8月5日、政府が「食料品の消費税を1%にする」ことを閣議決定しました。

ニュースでは「実質ゼロ」「4.4兆円の減税」といった見出しが並びました。ただ、僕が知りたかったのはそこじゃなくて、「じゃあ、うちの家計はいくら変わるの?」のほうです。

そこで、閣議決定の原文と、その裏にある政府の会議資料を全部ダウンロードして読みました。13ページの閣議決定と、経産省がまとめたレジ改修の工程表と、政府が自分で作った「収入階級別の消費税負担」のグラフ。全部一次資料です😤

読んでわかったのは、金額だけじゃありませんでした。政府自身が、この減税の弱点を自分の資料に並べているんです。そっちのほうが正直おもしろかったので、後半でまるごと紹介します。

  1. 結論:我が家は年5万4,000円。ただし「決まったこと」はまだ半分もありません
  2. まず整理:何が決まって、何がまだ決まっていないのか
    1. そもそも「実質ゼロ」って、どういう意味なのか
    2. 「新聞は8%のまま」に、ちょっと引っかかる
  3. 食料品の消費税が、なぜ「0%」ではなく「1%」なのか。政府の説明はこうです
    1. 「0」という数字が、システム的に特殊だという話
  4. 検証:政府自身の資料に、この説明と食い違う記述が並んでいます
    1. 政府のヒアリング資料に「即日から数日」と書いてある
    2. では、税率を「上げた」ときは何ヶ月だったのか
    3. たぶん、順番が逆なんです
    4. 最初に書いた「信用していない」の中身
    5. おまけ:切り替わりの日をまたぐ返品はどうなるのか
  5. 我が家はいくら得するのか。政府が親切なグラフを作っていました
    1. 家計調査でも自分で計算してみたら、だいたい同じでした
    2. 我が家の実額で計算します。食費は月7万円、外食と酒を入れて9万5,000円
    3. ちなみに、惣菜と弁当は1%です
  6. 額は高所得ほど大きく、率は低所得ほど重い。両方とも正しい
  7. 政府が、自分でこの減税の弱点を書いていました
    1. 弱点①:減税分ほど、値札が下がらないかもしれない
    2. 弱点②:2年後に、戻ります
    3. 弱点③:地方の財源が削られます
    4. 弱点④:農家と飲食店に、しわ寄せがいく可能性
  8. 「実質ゼロ化」の給付は、もらえるのか
    1. 2027年度の給付と、2029年度の給付は別物です
    2. 下限のラインは、3つの案が並んでいます
    3. 上限がどこに引かれるかで、全部変わります
  9. じゃあ、この7ヶ月で何をやっておくか
    1. ①「うちの食費」の実額を、いま知っておく
    2. ②2029年3月の駆け込みを、いまカレンダーに入れておく
    3. ③2026年9月の大綱と、秋の臨時国会を見る
  10. まとめ:月4,500円は大きい。でも、まだ何も終わっていません
    1. それでも、この13ページは読んでよかった
    2. この記事で読んだ一次資料(全部リンクを貼っておきます)

結論:我が家は年5万4,000円。ただし「決まったこと」はまだ半分もありません

先に結論から書きます👇

  • 2027年4月1日から2年間、食料品の消費税が8%→1%に。酒類と外食は10%のままです🍺
  • 我が家の食費は月7万円(外食・酒を除く)。この実額で計算すると、年5万4,000円(月約4,500円)が戻る計算になります
  • 政府資料の「年収400万〜500万円」の階級で計算すると年5万2,000円、家計調査の4人家族の平均だと年6万800円。3つとも同じ桁に着地しました
  • ただしこれはお店が値札をきっちり下げた場合の話。政府自身が「減税分ほど価格が下がらない可能性がある」と資料に書いています😱
  • 政府の説明は「0%だとレジ改修に1年、1%なら半年」。ただし政府のヒアリング資料には「即日から数日」「1%なら3ヶ月で対応可能」とも書かれています😇
  • そもそも過去2回は、法律の成立から施行まで20ヶ月と35ヶ月空いていました。今回は約5ヶ月。ただしこの空白は「準備期間」ではありません(後半で書きます)
  • 「実質ゼロ化」の給付はもらえるかどうかも、いくらかも、まだ決まっていません。2027年度の予算編成で決めるとしか書かれていない
  • そして法案はまだ影も形もありません。2026年9月に大綱、秋の臨時国会に提出予定。まだ「決まったこと」ではないんです

先に言っておくと、この秋は何も起きません。始まるのは7ヶ月後の2027年4月で、それも法案が通ればの話です。今日スーパーに行っても、値札は昨日と同じです。

金額の話は、いま上に書いたのでほぼ終わりです。この記事の本番は、その先にある「本当にそのとおりになるのか」のほうです。

まず整理:何が決まって、何がまだ決まっていないのか

この手のニュースでいちばん危ないのは、混ざって流れてくることだと思っています。「決まったこと」と「そうしたいと言っただけのこと」が、区別されないまま届く。

閣議決定の原文を読んで、そこを分けました。

決まっている? 中身
食料品の税率 方針は決定 2027年4月1日から2年間、1%
対象になるもの 決定 いま8%のもの(=軽減税率の対象)と同じ
酒類・外食 決定 対象外。10%のまま
新聞 決定 8%に据え置き(1%にならない)
給付(実質ゼロ化) 方針だけ 2027年度に先行導入。金額も条件も未定
給付の本格導入 方針だけ 2029年度から
法案 ❌まだ 2026年9月に大綱 → 秋の臨時国会に出す予定

ここが大事なところで、閣議決定は「政府としてこの方向でいく」と決めただけです。税率を実際に変えるには法律を変える必要があって、その法律はまだ国会に出ていません。

なので、この記事の数字は全部「予定どおり通ったら」の話として読んでください。

そもそも「実質ゼロ」って、どういう意味なのか

ニュースで飛び交っている「実質ゼロ」という言葉が、いちばんの混乱のもとだと思います。税率は1%なのに、なぜゼロなのか。

答えは「1%の減税」と「給付」の合わせ技です。税率は1%だけ残しておいて、収入が低い人にはその1%ぶんを給付で返す。足し引きしてゼロにするという設計になっています。

なので全員がゼロになるわけではありません。給付が届く範囲の人だけがゼロで、そこから外れた人は2年間ずっと1%を払い続けます。そして、その「範囲」がまだ決まっていない——というのが、この記事の後半の話です。

「新聞は8%のまま」に、ちょっと引っかかる

細かいですが、閣議決定にはこう書かれています。

飲食料品の税率が1%になっても、新聞の税率は8%のまま据え置き。

いまは飲食料品も新聞も同じ8%なので、これで新聞だけが取り残される形になります。理屈としては「食料品は生活必需だから下げる、新聞はそこまでじゃない」ということなんでしょう。ただ、そもそも新聞が軽減税率に入っていた理由を考えると、なんともいえない気持ちになりますね😅

食料品の消費税が、なぜ「0%」ではなく「1%」なのか。政府の説明はこうです

先に立場を書いておきます。僕はこの説明を信用していません。

レジの税率設定を8から1に書き換えるだけの話に、半年かかるとは思えないからです。数日あれば足りるだろうというのが、正直な感覚です。

とはいえ、感覚で殴っても仕方ありません。まず政府の説明を丸ごと出します。そのうえで、政府自身の資料で検証します。

総理は2026年7月30日の会見で、こう言っています。

1%であれば0%とするよりも事業者のシステム改修の期間を短縮でき、令和9年4月から実施可能である

首相官邸「内閣総理大臣記者会見」2026年7月30日

で、その根拠になっている経産省の資料(2026年6月3日 第13回実務者会議 資料4)を見にいきました。工程表がそのまま載っていました。

消費税を0%にする場合と1%にする場合のレジ・システム改修期間を比較した横棒グラフ。0%は最大10ヶ月〜1年、1%は最大5〜6ヶ月
工程 0%にする場合 1%にする場合
①影響調査 3ヶ月程度 1.5ヶ月程度
②システム改修 3〜4ヶ月程度 2ヶ月程度
③テスト 3〜4ヶ月程度 1.5ヶ月程度
④店舗への導入 1ヶ月程度 1ヶ月程度
合計 最大10ヶ月〜1年程度 最大5〜6ヶ月程度

小売5団体と27社への追加ヒアリングでも、0%なら概ね1年以内、1%なら概ね半年以内という回答だったそうです。

「0」という数字が、システム的に特殊だという話

なぜ0%のほうが倍かかるのか。ここが読んでいていちばん「へえ」となった部分です。

理由①:「0」は割戻し計算ができない
消費税の計算はもともと「税込価格から税を割り戻す」形で動いています。0で割ることになるので、そもそも0を入力できないシステムが存在するそうです。

理由②:0%と「非課税」を区別できない
消費税0円は非課税として扱われてしまうシステムがあり、そうなると0%対象の価格を書いたインボイスが発行できません。インボイスが出せないと、その先の事業者が仕入税額控除を受けられなくなります😱

1%なら、既存の「8%」の枠をそのまま「1%」に書き換えるだけで済む。ゼロだけが別物なんです。

そして、改修が必要なレジの数がこれです。

  • ターミナルPOS(スーパーの大きいレジ):約70万台
  • モバイルPOS(タブレットのスマートレジ):約30万台
  • ガチャレジ・メカレジ(昔ながらのレジ):約40〜50万台

合計140〜150万台。改修費用は政府の資料に「1社数百万円から数千万円、大きいところは約1億円」と書かれています。

ここ、地味に効いてきます。お店側は1億円かけて改修して、2年後にまた戻すための改修をするわけです。そのコストがどこに乗るかというと……という話は、後半でもう一度出てきます。

検証:政府自身の資料に、この説明と食い違う記述が並んでいます

ここまでが政府の説明です。ここからが検証です。

冒頭に書いたとおり、僕はこの説明を信用していません。引っかかっているのはこの2点です。

「1%にするのって、要はレジの設定を8から1に変えるだけでは?」

「それに半年かかるなら、そもそも過去の増税はどうやってやったの?」

ただ、これは僕の感覚です。感覚だけで「嘘だ」と言っても意味がないので、根拠は全部、政府自身が出した資料から取ってきます。

読み込んだら、政府の説明と食い違う記述が、同じ会議に配られた資料の中にいくつも見つかりました。

政府のヒアリング資料に「即日から数日」と書いてある

まずこれです。さっきのレジ3種類のうち、モバイルPOS(30万台)についての記述です。

作業期間は即日から数日、周辺機器等を含めた全体の対応期間は2ヶ月程度

「食料品消費税率ゼロ」実現に向けた課題の整理(2026年4月28日 第9回実務者会議 資料5)

即日。政府自身のヒアリング結果に、そう書いてあります。

他にも、こういう記述が並んでいました。

資料に書かれていること 意味
「当社では、税率1%の場合、3ヶ月で対応可能」 メーカー自身の証言。5〜6ヶ月より短い
税率変さらに伴い、8%の枠を「1%」に書き換え 返品対応の図に書かれた、1%対応の実態
「準備期間は、改修等を行うシステムメーカー側の要因・事情が大きい」 難易度ではなく、業者側の都合
カスタマイズ型は「法改正を受けて顧客と契約を締結してから作業を開始する必要」 待ち時間の正体は技術ではなく契約
「人手不足のシステムメーカーが対応する場合、作業が遅れる懸念」 制約は人繰り

とくに2つめ。返品対応を説明する図の中で、政府自身が「8%の枠を1%に書き換え」と書いています。まさに設定変更です。

つまり1%対応そのものは、税率の設定を書き換える作業です。5〜6ヶ月の中身は、テストと、140万台への展開と、値札や棚札の貼り替えなんです。1億円という数字も、資料をよく読むと「システム改修や価格表示・棚札更新等に伴い」と書かれていました。ソフトの代金だけではありません。

では、税率を「上げた」ときは何ヶ月だったのか

もうひとつの引っかかりです。この理屈だと、税率を上げるのも同じくらい大変なはずです。実際どうだったのか、過去2回を調べました。

消費税の税率変更で法成立から施行までの期間を比較した棒グラフ。8%→10%は約35ヶ月だが当初予定は2015年10月で2回延期された。5%→8%は約20ヶ月、今回の8%→1%は約5ヶ月
変更 法律の成立 施行 あいだの期間
8%→10%(軽減税率の導入) 2016年11月 2019年10月 約35ヶ月
5%→8% 2012年8月 2014年4月 約20ヶ月
8%→1%(今回) 2026年秋(予定) 2027年4月 約5ヶ月※

※今回はまだ法案が出ていないので、成立を2026年11月と仮定した月数です。確定値ではありません。

20ヶ月と35ヶ月。今回は約5ヶ月です。

ただ、この20ヶ月と35ヶ月を「システムの準備にそれだけかかった期間」だと読むのは、たぶん間違いです。そう読んでしまうと「上げるときは丁寧に準備したのに」という話になりますが、実際はそうではありません。

10%への引上げは、当初2015年10月の予定でした。2012年に成立した法律には、そう書いてあります。

それが2014年11月に2017年4月へ延期。さらに2016年6月に2019年10月へ再延期。当初の予定から4年ずれました。

延期の理由は、8%に上げたあとの消費の落ち込みと、世界経済のリスクです。システムが間に合わないから、ではありません。

つまり、税率変更の日程はシステムの都合では決まっていない。

政治判断で4年動くものを、「準備に何ヶ月必要か」で語ること自体に無理があります。

そう考えると、過去の20ヶ月・35ヶ月の正体も見えてきます。あれは準備期間というより、「まだ先の話ですよ」という距離だったのだと思います。

増税は嫌われます。だから決めるだけ決めて、痛みが来るのはずっと先にしておく。反発を薄めるための時間だったと考えるほうが、2回も延期された事実と噛み合います。

そして今回は減税です。反発を薄める必要がないので、距離を取る理由もない。だから約5ヶ月で、過去のどの変更より短くても平気なんです。

ここで最初の説明に戻ります。「0%は準備に1年かかるから無理」——でも日程は、そもそも準備で決まってこなかった。準備を理由に使えるのは、準備で日程を決めてきた人だけです。

たぶん、順番が逆なんです

いろいろ読んで、僕はこう理解しました。

「0%は無理だから1%にした」のではなく、

「2027年4月と先に決めたから、そこに入る税率が1%だった」

総理の発言をもう一度読むと、これがはっきり出ています。「令和9年4月から実施可能である」——つまり4月というゴールが先にあって、その逆算で税率が選ばれているんです。

0%が技術的に面倒なのは本当です。割戻し計算とインボイスの話は、読めば納得できます。ただし「だから2年間ずっと不可能」ではありません。10ヶ月〜1年かかるだけなので、2027年10月からなら間に合った計算になります。

そして0%を諦めた代償として、2年間ずっと、酒と外食以外の全食品に1%が乗り続けます。我が家の食費で計算すると、その1%は年7,800円ほどです。

最初に書いた「信用していない」の中身

ここまで一次資料だけで並べてきたので、冒頭に書いた立場の中身をここで書きます。

「時間がかかる」「お金がかかる」は、できない理由づけだと思っています。

読む前からそう思っていましたし、読んだあとも変わりませんでした。資料を読んで変わったのは、そう思う根拠が感覚から政府の資料に変わったことです。

理由は3つあります。

①政府のヒアリング資料に「即日から数日」と書いてある
できない話をしている資料の中に、できる話が混ざっている。1%なら3ヶ月というメーカー証言も、8%の枠を1%に書き換えるという図もある。

②税率変更の日程は、システムの都合で決まってこなかった
10%への引上げは当初2015年10月の予定が、2回延期されて2019年10月になりました。政治判断で4年動くものを、準備期間で説明することはできません。

③「システムメーカー側の要因・事情が大きい」と資料が認めている
技術の限界ではなく、人繰りと契約の話。金を出すか、期限を切るかで動く種類の問題です。

140万台という数字は、たしかに大きく見えます。でも中身は、税率マスターの8を1に書き換える作業です。それを政府自身が図で説明しています。140万台あるから難しい、ではなく、140万台あるから台数を言えば大変そうに見える、という話だと思っています。

そもそもこの国は、2019年にもっと面倒なことをやり遂げています。1つの商品に8%と10%の税率を同居させて、イートインかテイクアウトかを客に聞く。あれです。

あのときは「複雑すぎる」で止まりませんでした。

止まらなかったのは、税収が増える方向の話だったからだと思っています。

減る方向の話になった途端に、システムの都合が前に出てくる。やる気があるときは工夫が出てきて、ないときには課題が出てくる。会社でも、たぶんどこでも同じです。

もちろん、これは僕の意見です。資料に書いてある事実は、ここまでに全部並べました。そのうえで「技術的に無理でした」と読むか「やる気の問題でした」と読むかは、読んだ人が決めればいいと思います。

僕は後者です😤

それでも税率は下がるので、下がる分はありがたく受け取ります。ただ「精一杯やってこれが限界でした」という顔をされたら、そこは違うと言い続けたいというだけの話です。

おまけ:切り替わりの日をまたぐ返品はどうなるのか

細かい話ですが、資料に載っていたので書いておきます。

2027年3月に8%で買った商品を、4月に返品するとどうなるか。レジはもう1%になっているので、そのままだと1%で返金されてしまいます。正しくは手入力で8%に直す、という説明でした。

ここは事業者側も冷静で、「過去の税率変更時にも同様の対応をとっており、対応は可能との声が大宗」と資料に書かれています。食品の返品は1日に何十件も出るものではない、とも。

つまり現場は「前もやったから、できます」と言っているわけです。ここも、そんなに揉めている話ではありませんでした。

我が家はいくら得するのか。政府が親切なグラフを作っていました

ここからが本題です。

ふつうなら家計調査から自分で計算するところです。ところが政府が「収入階級別に、食料品の消費税をいくら払っているか」というグラフを自分で作っていました。これがめちゃくちゃ使えます。

元データは総務省「家計調査」2025年(令和7年)・二人以上世帯のうち勤労者世帯。軽減税率の対象品目への支出に8/108を掛けて出しています。

年間収入の階級別に、軽減税率対象品目にかかる年間の消費税負担額と、実収入に占める負担率を並べたグラフ
年間収入 年間の消費税負担(食料品分) 収入に占める割合
~200万円 4.6万円 2.2%
~300万円 5.3万円 1.5%
~400万円 5.4万円 1.4%
~500万円 5.9万円 1.2%👈我が家
~600万円 6.1万円 1.1%
~700万円 6.4万円 1.0%
~800万円 6.7万円 1.0%
~900万円 7.1万円 0.9%
~1000万円 7.1万円 0.8%
~1250万円 7.7万円 0.7%
~1500万円 7.6万円 0.6%
1500万円~ 8.8万円 0.5%

僕の本業の年収は430万円台なので、「~500万円」の行を見ればいいことになります。年5.9万円。

これが8%から1%になると、負担は8分の1になります。つまり8分の7が消える。

8%が1%になることで消える消費税額を収入階級別に示した棒グラフ。年収400万〜500万円の世帯では年5.2万円

🧮 政府の表で計算すると

年間の食料品の消費税 5.9万円 × 8分の7 = 約5万2,000円

月あたりにすると 約4,300円。2年間で 約10万4,000円 です。

月4,300円。正直、思っていたより大きかったです。

我が家がふるさと納税で1年に得している金額を実際に計算したことがあるんですが、あれは年8,500円でした。返礼品を選んで、寄付して、ワンストップ特例の書類を送って、それで8,500円。

今回は、予定どおり通れば、何もしなくても年5万円以上です。ふるさと納税6年分が、レジで勝手に起きることになる。この落差は、なかなかの衝撃でした😇

家計調査でも自分で計算してみたら、だいたい同じでした

政府の数字をそのまま信じるのもアレなので、家計調査から自分でも計算しました。2025年(令和7年)の第4表、4人家族・勤労者世帯の食費の内訳です。

4人家族の月の食費10万3,320円のうち、消費税1%の対象になる7万8,161円と、対象外の外食・酒類を示した積み上げ棒グラフ
項目 月額 1%になる?
穀類(米・パン・麺) 9,802円 ◯
魚介類 5,266円 ◯
肉類 10,842円 ◯
乳卵類 5,146円 ◯
野菜・海藻 9,214円 ◯
果物 2,668円 ◯
油脂・調味料 4,621円 ◯
菓子類 10,369円 ◯
調理食品(惣菜・弁当) 14,002円 ◯
飲料 6,230円 ◯
酒類 3,316円 ❌10%のまま
外食 21,843円 ❌10%のまま
合計 103,320円

酒類と外食を抜くと、1%の対象になるのは月78,161円。ここにかかっている消費税が5,790円で、1%になると724円。

差額は月5,066円、年にすると約6万800円です。

政府の表からは年5.2万円、家計調査からは年6.1万円。別々のやり方で出して同じ桁に着地したので、この規模感は信用していいと思います。

⚠️ この家計調査の「4人家族」を、そのまま自分の家だと思ってはいけません。

この世帯の実収入は月74万1,397円(年約890万円)です。人数は同じでも、収入が倍近い。だから食費も高く出ます。平均は「日本のどこかにいる誰か」であって、我が家ではありません。

自分の家で出すなら、ふだんスーパーで使っている金額 ÷ 108 × 7 が、月に戻ってくる額のざっくりの目安です。次の見出しで、うちの実額を入れて計算します。

我が家の実額で計算します。食費は月7万円、外食と酒を入れて9万5,000円

平均の話ばかりしていても仕方ないので、うちの実額を出します。

我が家(ざっくり) 家計調査の4人家族 差
食料品(1%の対象) 約70,000円 78,161円 約8,000円少ない
外食・酒(10%のまま) 約25,000円 25,159円 ほぼ同じ
合計 約95,000円 103,320円 約8,000円少ない

うちの数字はどんぶり勘定なので1円単位で比べても意味がないんですが、それでも並べてみて意外だったのがここです。外食と酒は、ほぼ平均並みでした。

つまりうちが平均より使っていないのは、外食ではなくスーパーのほうだったわけです。月8,000円ぶん、日々の買い物で削れている。節約している場所が、自分が思っていたのと違いました。

で、肝心の減税額です。計算式は「対象額 ÷ 108 × 7」だけ。この7万円はレジで払っている税込の金額なので、そこから消える8分の7を抜いています。

🧮 我が家のリアルな着地

70,000円 ÷ 108 × 7 = 月4,537円

年間で 約5万4,000円、2年間で 約10万9,000円 です。

政府の表から出した年5万2,000円、家計調査から出した約6万800円、そして実額の年5万4,000円。3つとも5〜6万円のあいだに収まりました。ここまで来れば、規模感は信用していいと思います。

ついでに、読んでいる方の家でも出せるように早見表を作りました。スーパーやネットスーパーで月にいくら使っているか、いちばん近い行を見てください。酒と外食を抜いた金額です。

月の食料品費(税込) 月に戻る額 年に戻る額 2年間の合計
4万円 2,593円 約3万1,000円 約6万2,000円
5万円 3,241円 約3万9,000円 約7万8,000円
6万円 3,889円 約4万7,000円 約9万3,000円
7万円👈我が家 4,537円 約5万4,000円 約10万9,000円
8万円 5,185円 約6万2,000円 約12万4,000円
9万円 5,833円 約7万円 約14万円
10万円 6,481円 約7万8,000円 約15万6,000円

細かい式を覚えなくても、月の食料品費の6.5%が戻ってくるとだけ覚えておけば足ります。

ただし、忘れないでおきたいことが1つあります。食費が少ない家ほど、戻ってくる額も少ない。

うちがスーパーで平均より月8,000円ぶん少なく使っている結果、減税で戻る額も年6,000円ぶん少なくなる計算です。ちょっと理不尽ですが、消費税とはそういう税金です。使った人ほど返ってくる。

同じ理屈で、外食が多い家ほど恩恵は薄くなります。外食と酒は10%のまま据え置きなので、食費の総額が同じでも外食の割合が高いほど、戻る額は小さくなる。うちの外食・酒は月2万5,000円ありますが、ここには1円も返ってきません。

ちなみに、惣菜と弁当は1%です

けっこう誤解されているところなので書いておくと、スーパーの惣菜・弁当・テイクアウト・宅配は1%の対象です。「外食」に入るのはお店の中で食べる場合だけ。

2019年のイートイン問題がまた来ます。しかも今回は内食1%・外食10%。差は2ポイントから9ポイントへ、4倍以上に開きます。本体1,000円の弁当なら、店内で食べれば税100円、持ち帰れば10円。前回とは比べものになりません。

あと、これは調べていて気づいたんですが、家計調査の「外食」には学校給食が入っています(二人以上世帯で年7,172円)。給食は軽減税率の対象です。

上の計算では外食をまるごと除いたので、小学生がいる家庭では得の額が少なめに出ています。ズレの方向としては「もう少し得」です。

額は高所得ほど大きく、率は低所得ほど重い。両方とも正しい

さっきの表をもう一度見てください。

この1枚が優秀なのは、ネットで殴り合いになっている2つの主張が、どちらも正しい理由を同時に説明しているところです。

「高所得者ほど得をする」派の根拠
金額で見ると、年収200万円未満は4.6万円、1500万円超は8.8万円。減税額は高所得のほうが大きい。正しいです。

「逆進性が和らぐ」派の根拠
収入に対する割合で見ると、年収200万円未満は2.2%、1500万円超は0.5%。負担の重さは低所得のほうが4倍以上重い。これも正しいです。

同じデータを、縦に見るか横に見るかの違いでしかありません。どっちが嘘をついているわけでもない。

僕はこういう「両方正しい」の構図が好きで、物価の話でも似た場面によく出くわします。数字を見ずに立場だけで戦うと、永遠に終わりません。

ちなみに、政府が今回「1%減税」と「給付」をセットにした理由もここにあります。減税だけだと高所得のほうが金額で得をする。だから給付で下のほうを厚くして、全体で帳尻を合わせよう、という設計です。

その給付が、まだ何も決まっていないんですけどね😇

政府が、自分でこの減税の弱点を書いていました

ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。

閣議決定には別紙がついていて、そこには有識者会議の中間とりまとめが丸ごと収録されています。そして、その土台になったのがさっきのヒアリング資料です。この2つに、政府自身がこの1%減税の問題点を並べているんです。

減税を打ち出した本人が、同じ文書の中で弱点を書いている。これはなかなか読み応えがありました。

弱点①:減税分ほど、値札が下がらないかもしれない

いちばん重いのがこれです。原文にはこう書かれています。

諸外国では、減税時の価格低下幅は限定的で、税率を戻した時の価格上昇幅の方が大きい傾向

「食料品消費税率ゼロ」実現に向けた課題の整理(2026年4月28日 第9回実務者会議 資料5)

つまり下げるときは渋く、戻すときはしっかり上げるということが、欧州で実際に起きているらしいんです。

理由も書かれていて、要するに原材料費が上がっているタイミングだと、減税分が値下げではなく値上げの吸収に使われるから。さっき書いた「レジ改修に1社1億円」も、当然どこかで回収されます。

だから、僕が上で計算した年5万4,000円は「値札が7%きっちり下がった場合」の上限値です。実際にはもっと少ない可能性が高い。ここは正直に書いておきます。

では、「きっちり下がった」とはどういう見え方なのか。ここが分かっていないと、下がったかどうかも判断できません。値札がいくらになるはずかを出しておきます。

いまの値札(税込8%) 1%になったら 下がる額
108円 101円 -7円
298円 279円 -19円
500円 468円 -32円
1,000円 935円 -65円
3,000円 2,806円 -194円
7,000円 6,546円 -454円

298円の品が279円。値札だけ見て気づける差ではありません。逆にいうと、下げなかったとしても、たぶん誰にもバレないということです。

気づけるのはレシートの合計のほうです。いつも7,000円だった買い物が、6,500円台になっているかどうか。ここでしか答え合わせはできません。だから、いまのうちに食費をメモしておく必要がある——という話を、この記事の後半でもう一度します。

弱点②:2年後に、戻ります

これも政府が自分で書いています。「2年後の税率引上げに係る懸念」。

2029年3月で1%は終わり、4月から8%に戻ります。2029年3月のスーパーは、たぶんすごいことになります。米も油も調味料も、日持ちするものは全部買われるはずです。

そして4月以降は反動で売れなくなる。2014年と2019年の増税前後で、僕らはもう2回それを見ています。

しかも今回は「戻したときの値上げ幅のほうが大きい傾向」とセットです。2年間で5万円もらって、そのあと値札が元より高いところに着地する可能性がある。2年間の時限措置は社会的なコストが大きいという指摘も、そのまま資料に載っていました。

弱点③:地方の財源が削られます

これは意外と知られていないと思うんですが、消費税収の約4割は地方の財源です。

報道ベースだと、今回の減収は年約4.4兆円(国2.7兆円・地方1.6兆円)と言われています。この1.6兆円は、市役所や県庁のお金です。

財源については「特例公債に頼らず、補助金や租税特別措置の見直し、税外収入で確保する」と書かれています。ただ、具体的にどこを削るかは書かれていません。2026年9月の大綱待ちです。

⚠️ 4.4兆円・給付6,000億円という数字は報道ベースです。閣議決定の原文には金額は書かれていません。大綱が出るまで確定値として扱わないほうがいいと思います。

弱点④:農家と飲食店に、しわ寄せがいく可能性

これも資料に明記されていました。仕入れで払う消費税は10%のままなのに、売るときは1%。この差額が返ってこない人が出てきます。資料には、農家が名指しで挙がっていました。

外食産業も同じで、材料は1%で買えるようになるのに、売るときは10%のまま。お客さんの目線では「スーパーで買えば1%、店で食べれば10%」になるので、外食の足はさらに遠のきます。

「実質ゼロ化」の給付は、もらえるのか

ここが多くの人がいちばん気になるところだと思うので、正直に書きます。

まだ決まっていません。これが2026年9月時点での正確な答えです。

閣議決定に書かれているのは、ここまでです。

  • 判定は個人単位。世帯ではないので、夫婦は別々に判定されます
  • 単身者も対象。子どもがいることは条件ではありません
  • 対象は「一定の勤労性の所得がある人」。給与でも、自分の商売でも、仕事で得た雑所得でもかまいません
  • したがって会社員だけでなく、個人事業主・フリーランスも対象。さらに就労している中低所得の高齢者も対象と明記されています
  • 給付額は収入が低いところから増えていき、途中で定額になり、総所得が一定額を超えると減って消える
  • その「一定額」がいくらかは、2027年度の予算編成で決める

つまり、形は決まっていて、数字が全部空欄という状態です。

2027年度の給付と、2029年度の給付は別物です

ここ、読み飛ばすと確実に間違えるところなので分けて書きます。

2027年度に始まるのは「経過措置(つなぎ)」としての先行導入で、2029年度の本格導入とは中身が違います。原文にはこう書かれていました。

本格導入時には行われる世帯のうち配偶者の所得を勘案する一定の例外措置を設けず、18歳以下のこどもの人数に応じた加算に代えて15歳以下のこどもの人数に応じた加算を行うなど経過的な措置を講ずる

「給付付き税額控除」の制度導入の基本方針(2026年8月5日 閣議決定)

2027年度(つなぎ) 2029年度(本格導入)
配偶者の所得 見ない(例外措置なし) 高所得の配偶者がいる場合の例外あり
こども加算 15歳以下の人数に応じて 18歳以下の人数に応じて

2027年度のほうが配偶者を見ないぶん、判定としては完全に個人単位です。そしてこども加算は15歳以下。うちは8歳と4歳なので、2人ともここに入ります。

なぜ本格導入が2029年度まで待つのかも、同じ資料に書いてありました。「高所得の配偶者を把握する」「16歳から18歳までの被扶養者の情報を把握する」ための環境整備が要るから、だそうです。配偶者と高校生の情報を握るのに、3年かかるという話ですね。

ちなみに加算の額は、こちらも書かれていません。形だけです。

下限のラインは、3つの案が並んでいます

「一定の勤労性の所得」の下限については、資料に候補が3つ書かれていました。

どこで線を引くか 給与収入のライン 所得ベース
被用者保険の適用ライン 約106万円超 所得 約32万円超
給与所得がゼロを超えるライン 74万円超 所得 0万円超
雇用保険の適用ライン 約53万円超 (記載なし)

資料上は3つとも「これまでのご意見」として並列に置かれていて、まだ絞られていません。

いちばん上の約106万円には注がついていて、「最低賃金(沖縄等)で週20時間・52週働いた場合の目安」と書かれています。時給に直すと1,019円ほど。いちばん賃金の低い県で、週20時間だけ働いた人を想定したラインということです。

「106万円」という数字にピンと来た方は鋭いです。年収の壁の記事で書いたあの106万円と、まったく同じラインが候補に入っています。

しかも同じ資料に、「令和7年年金制度改正法により、賃金要件は廃止される」と注が付いています。壁として撤廃した線が、給付をもらえるかどうかの線として復活するかもしれないわけです。なかなか皮肉な話です😅

上限がどこに引かれるかで、全部変わります

下限より大事なのは上限のほうです。

「総所得が一定額を超えると逓減し、消失する」と書かれている、この一定額。ここがどこに引かれるかで、年収430万円台の僕がもらえるのかどうかが決まります。

そしてそれが決まるのは2027年度の予算編成、つまり2026年末です。

ネット上には「年収◯◯万円までがもらえる」という記事が、すでにいくつかあります。でも閣議決定にも中間とりまとめにも、その数字は書かれていません。どこかの推測が独り歩きしているので、気をつけたほうがいいと思います。

給付の規模は、報道ベースで年約6,000億円と言われています。減税額が4.4兆円なので、その7分の1くらい。ここから逆算すると、全員に配るような規模ではないことは想像がつきます。

じゃあ、この7ヶ月で何をやっておくか

2027年4月まで、あと7ヶ月です。正直、僕らにできることはそんなに多くありません。

それでも、いくつか思いつくことを書いておきます。

①「うちの食費」の実額を、いま知っておく

これがいちばん実用的だと思っています。

4月に税率が変わったとき、値札が本当に下がったのかを確かめられるのは、前の金額を知っている人だけです。「安くなった気がする」では検証になりません。

やることは簡単で、2026年秋から2027年3月までの、スーパーで使った金額を月ごとにメモしておくだけ。クレカや電子マネーの明細を見れば、だいたい出ます。

僕は業務スーパーに毎週通っているので、そこの金額を定点で取っておこうと思っています。同じ店で、同じ商品を、前後で比べる。これができれば「減税分は本当に価格に反映されたのか」を、自分の数字で言えます。

②2029年3月の駆け込みを、いまカレンダーに入れておく

気が早いですが、2029年3月末は確実にお祭りになります。

ただし、駆け込みで買っていいのは「どうせ使うもの」で「腐らないもの」だけです。米・調味料・乾麺・缶詰・トイレ以外の消耗品……いや、トイレットペーパーは食料品じゃないので対象外ですね。あくまで飲食料品の話です。

7%分を先取りするために、置き場所を圧迫して賞味期限を切らしたら本末転倒です。2019年の増税前に、僕はそれをやりました😇

③2026年9月の大綱と、秋の臨時国会を見る

結局これがいちばん大事です。

いま出ている情報は、全部「予定」です。大綱で数字が入り、臨時国会で法案が通って、はじめて確定します。

特に見るべきは給付の閾値と金額。ここが決まらないと「実質ゼロ化」が本当にゼロなのかもわかりません。

大綱が出たら、この記事は続きを書きます。

まとめ:月4,500円は大きい。でも、まだ何も終わっていません

今回わかったことを、7行にまとめます。

  • 2027年4月から2年間、食料品の消費税が8%→1%。酒類と外食は10%のまま
  • 我が家は食費月7万円で、戻るのは年5万4,000円(月約4,500円)。ふるさと納税6年分です
  • ただし食費が少ない家ほど、戻る額も少ない。外食が多い家も同じです
  • 5万4,000円は上限値。政府自身が「減税分ほど価格が下がらない可能性」と書いています。「戻すときの値上げ幅のほうが大きい」とも
  • 「0%は無理」の理由は額面どおりに受け取れません。政府の資料に「即日」「3ヶ月」とあり、そもそも日程はシステムで決まってきませんでした
  • たぶん順番が逆で、「2027年4月」というゴールが先にあり、そこに入る税率が1%だった。「時間もお金もかかる」は、できない理由づけだと思っています😤
  • 給付は個人単位で、単身者も対象。ただし金額も条件も、法案すらまだありません。2026年9月に大綱、秋の臨時国会です

月4,500円は、我が家にとっては小さくない金額です。子ども2人の習い事1つ分くらいはあります。

それでも、この13ページは読んでよかった

ひとつだけ、予想と違ったことがあります。政府がここまで自分で弱点を書いているのを、僕は見たことがありませんでした。「高所得者ほど恩恵が大きい」「価格が下がらないかもしれない」「戻すときのほうが上がる」。全部、減税を打ち出した本人が書いています。

誰かが「政府は都合の悪いことを隠す」と言うたびに、この13ページを思い出すことになりそうです。隠すどころか、自分の政策の穴を自分で並べている。

そのうえで押し切ったということは、それでもやる価値があると判断したということなんでしょう。その判断が正しかったかは、2029年4月にレジの前でわかります。

7ヶ月後、値札がちゃんと下がっているか。うちの食費で確かめて、また書きます📝

この記事で読んだ一次資料(全部リンクを貼っておきます)

ここまで書いた数字と引用は、すべて以下の4つから取っています。僕の要約を信じずに、ぜひ自分の目で見てください。とくに1つめの13ページは、読み物としてもおもしろいです📄

※本記事は2026年9月3日時点の公表資料に基づいています。食料品の消費税率引下げおよび給付付き税額控除は、2026年8月5日に閣議決定された方針の段階であり、関連法案はまだ国会に提出されていません。制度の内容・時期・金額は今後変更される可能性があります。記事中の減税額は一定の前提を置いた筆者の試算であり、実際の負担軽減額を保証するものではありません。特定の商品・サービスを推奨するものではなく、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

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