おはようございます!レバナス父さん(@levanasu_papa)です。
「繰上げ返済と投資、どっちがお得?」
この疑問が、私の人生を大きく変えました。
2018年に約3,600万円の住宅を購入し、毎月95,000円のローンを返済しながら「早く繰上げ返済して楽になりたい」と考えていた私が、なぜ投資の道を選んだのか。ブルーカラーパパのリアルな実体験をお話しします。
私の住宅ローンの状況
2018年、念願のマイホームを購入しました。まずは数字で全体像をお見せします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入価格 | 約3,600万円 |
| 借入額 | 3,300万円(頭金あり) |
| ローン種類 | フラット35(全期間固定) |
| 金利 | 1.1% |
| 毎月の返済額 | 約95,000円 |
| ボーナス払い | なし |
フラット35を選んだ理由は「金利が変わらない安心感」。ブルーカラーの私にとって、毎月の支出が読めることは精神衛生上かなり大きいです。
共働きとはいえ、毎月95,000円はなかなかの重さ。「とにかく早く返してしまおう」と、毎年の余剰資金はすべて繰上げ返済に回していました。今思えば、これが唯一の正解だと信じて疑わなかったんですよね。
繰上げ返済に疑問を持ったきっかけ
転機が訪れたのは2021年頃のことです。
仕事の休憩中にYouTubeをなんとなく見ていたところ、投資や資産形成に関する動画が目に入りました。最初は「自分には関係ない世界だな」とスルーしていたのですが、様々な発信者の動画を見るうちに、こんな言葉が刺さりました。
「低金利の住宅ローンを繰上げ返済するより、その分を投資に回した方が資産は増える可能性が高い」
「え、そういう考え方があるの?」
それまで私の頭の中には「ローンは早く返すべき」「借金は悪」という固定観念しかなく、その価値観を一度も疑ったことがなかったのです。
しかし数字で考えてみると、話は変わってきます。
繰上げ返済 vs 投資、数字で比較してみた
私のローン金利はフラット35の固定1.1%。つまり繰上げ返済による「確定リターン」はたったの1.1%です。
一方、主要な投資信託の年別リターンを比較してみましょう。
主要投資信託の年別リターン比較
| 年 | auレバナス 為替ヘッジ無し | 大和 レバナス | 大和 フツナス | eMAXIS Slim S&P500 | eMAXIS Slim オール カントリー |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | – | 57.81% | 42.79% | 28.71% | 22.22% |
| 2022年 | – | -62.15% | -23.20% | -18.11% | -11.67% |
| 2023年 | – | 107.22% | 65.32% | 26.29% | 21.33% |
| 2024年 | 約50.0% | 39.37% | 41.93% | 25.02% | 25.79% |
| 2025年 | 39.44% | 23.86% | 17.73% | 17.88% | 20.51% |
なお、auAMレバレッジNASDAQ100(為替ヘッジ無し)は2024年設定の新しいファンドです。表中の2024年データは設定来のリターンとなっており、2021〜2023年のデータはありません。設定初年度から約50%という高いリターンを記録しており、今後の実績も注目されるファンドです。
表を見ると、2022年はレバレッジ系を中心に全ファンドが下落した厳しい年でした。中でもiFreeレバレッジNASDAQ100は−62.15%と最大の打撃を受け、S&P500(−18.11%)・オルカン(−11.67%)と比べてもレバレッジ型のリスクの高さが際立ちます。しかし2023年には+107.22%と力強く回復し、2024年も+39.37%と好調を維持。レバナスはNASDAQ100の2倍の値動きをするため、上昇時の恩恵も大きい反面、下落時のダメージも2倍です。
もちろん投資にはリスクがあります。元本割れの可能性もあります。しかし長期積立で時間分散しながら続けた場合、1.1%の確定リターンと大きく差が開く可能性があります。私はこの「長期×積立」の力を信じて投資を選びました。
繰上げ返済と投資、結局どっちがいいの?
ざっくりまとめるとこうなります。
| 比較項目 | 繰上げ返済 | 投資(NASDAQ100) |
|---|---|---|
| 期待リターン | 1.1%(確定) | 年率12〜18%(過去実績参考) |
| リスク | ほぼなし | 元本割れの可能性あり |
| 流動性 | 低い(返済したお金は戻らない) | 高い(いつでも換金可能) |
| 精神的安心感 | 高い | 慣れるまで低い |
特に「流動性」という観点は見落としがちです。繰上げ返済した100万円は、急に必要になっても取り戻せません。でも投資に回した100万円は、緊急時に売却して現金化できます。子どもが小さい家庭にとって、この「いざというときの安心感」は地味に大きいです。
実際に投資を始めた結果(約4年の記録)
2022年春頃から投資を開始し、繰上げ返済をやめました。毎月の余剰資金と年間のボーナスを、以下の商品に分散して投資しています。
| 投資先 | 位置づけ |
|---|---|
| auAMレバレッジNASDAQ100 為替ヘッジ無し | 毎月積立のメイン |
| 新NISA口座(FANG+中心) | 成長株への長期積立 |
| ビットコイン | 資産の一部をリスク資産として保有 |
2026年現在、約4年投資を続けた結果、投資に回した資金は当初の元本に対して大きく増加しました。繰上げ返済を続けていた場合と比較すると、資産の差は歴然としています。
もちろん、途中で大きな下落もありました。2022年はレバナスが−62%超と半値以上の下落を記録し、精神的にかなりきつい時期もありました。正直に言うと、妻にも「大丈夫なの?」と心配されました。それでも積立を続けた結果、今では含み益がしっかりと積み上がっています。あの時やめなくてよかった。
繰上げ返済をやめる前に確認すべき4つの条件
ただし、全員に「繰上げ返済をやめて投資しろ」と言いたいわけではありません。以下の条件を満たしている場合に限り、投資優先は有効な戦略だと考えています。
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| ✅ ローン金利が低い(1〜2%以下) | 金利が高い場合は繰上げ返済の方が有利なケースも |
| ✅ 生活防衛資金が確保できている | 最低3〜6ヶ月分の生活費は現金で持つこと |
| ✅ 長期(10年以上)投資を続けられる | 短期の値動きに惑わされない覚悟が必要 |
| ✅ 家族の理解を得られている | 特に配偶者との合意は必須 |
我が家では妻にも話をして、「毎月の積立額と方針」を共有しています。「勝手にやってる」ではなく、夫婦で同じ方向を向いていることが、長期投資を続けるうえで一番大事だと感じています。ケンカの原因にしないのがコツです(笑)。
まとめ:「ローンは早く返すべき」という固定観念を疑ってみよう
住宅ローンの繰上げ返済をやめて投資を始めた私の判断は、今のところ正解だったと感じています。
もちろん投資にはリスクがあります。将来のリターンは保証されません。でも「低金利のローンを抱えながら、手元の現金を増やさない選択」にもリスクはあると私は思っています。
大切なのは、「なんとなく繰上げ返済」ではなく、自分の状況を数字で確認したうえで判断すること。感情ではなく数字。これだけで見える景色が変わります。
このブログでは、ブルーカラー職の私が実際にやっている投資・節約の記録を等身大でお届けしていきます。一緒にFIREを目指しましょう!
⚠️ 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・サービスへの投資を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。最終的な投資・購入判断はご自身の責任においてお願いします。


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